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元庵だより

季節商品

新春お祝いやす。お正月に飲む「大福茶」とは?

新春お祝いやす。お正月に飲む「大福茶」とは?

大福茶は新年をめでたく祝い、元旦の朝に沸かした若水で淹れて邪気を払い、これからの一年の健康を願っていただくお茶のことで、古くから伝わる縁起の良い風習の一つです。

「丸久小山園」は、年末年始期間限定の「大福茶(おおぶくちゃ)」を12月から翌年の1月中旬まで提供しております(※無くなり次第終了)。ぜひこの機会に新年のスタートを大福茶とお迎えください。

「大福茶」の由来

平安時代、京の都に疫病が流行した折、六波羅蜜寺の空也上人が梅干しと昆布を入れた薬茶を振る舞ったおかげで疫病が鎮まったとの伝承があります。

時の村上天皇もこのお茶を服したといわれ、皇が服す茶で「皇服茶・王服茶(おうぶくちゃ)」、また仏様にお茶を供えた「お仏供茶(おぶっくちゃ)」から「大福茶(おおぶくちゃ)」になったとも伝われています。

丸久小山園の大福茶

丸久小山園では、「煎茶」、「抹茶」、「ほうじ茶」の3種類の大福茶をご用意しております。

大福茶 荒仕上煎茶

丸久小山園の大福茶は新鮮さを大切に、素朴な荒仕上の煎茶に玉露をブレンドすることで、熱湯で淹れてもおいしくいただけます。

新春お祝いやす。お正月に飲む「大福茶」とは?
大福茶 荒仕上煎茶

【大福茶 荒仕上煎茶の美味しい淹れ方】

💡熱湯で即時に一煎目と二煎目を続けて湯呑に注ぐと、爽やかな風味でおいしく召し上がっていただけます。

💡また、茶の量を多めにし、ぬるめのお湯でゆっくりとお出しいただくと、まろやかな玉露風味を楽しんでいただけます。

そして、京都ではお正月にお茶の中に干梅結び昆布を入れる風習がございます。干梅と結び昆布を入れると、お茶の味が変化し、「出汁」のように感じられることがありますので、慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、「縁起担ぎの薬湯」としてぜひ飲んでみてください♪

新春お祝いやす。お正月に飲む「大福茶」とは?
大福茶 干梅と結び昆布を入れる飲み方

大福抹茶

京都ではお抹茶が心新ためる大福茶の役割も果たしております。

丸久小山園の「抹茶 大福茶」は新鮮さ、まろやかさ、コク、それぞれがしっかりと感じられるお抹茶です。更に上級の「抹茶 大福茶 金印」もございます。いずれもお濃茶としても適しております。

新春お祝いやす。お正月に飲む「大福茶」とは?
大福抹茶金印 20g缶(左)、大福抹茶 40g缶(右)

大福焙じ茶

煎茶の茶葉と茎を混ぜて丁寧に焙じたほうじ茶。上品で香ばしい香りが心温まります。

新春お祝いやす。お正月に飲む「大福茶」とは?
大福焙じ茶

上記各単品のほか、新春限定の抹茶せんべい「久次郎煎餅 『寿』」と大福茶の詰合せも多数ご提案いたします。

新春お祝いやす。お正月に飲む「大福茶」とは?

古くから高級茶の産地として知られる京都の宇治茶で、心新たに一年を始めてみませんか?

丸久小山園の「大福茶」は全国の弊社商品取り扱い店舗にて販売いたします。
ご不便な場合はオンラインショップ(国内配達)をご利用ください。

※「季節のお茶・限定品」のページはこちらです。

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