
平和を願い戦後に始まった呈茶
丸久小山園は、伊勢神宮の内宮での春秋の神楽祭に参拝者に無料で抹茶をお出ししています。
戦後間もないころ、日本国民の心が神仏から離れ、伊勢神宮への参拝者が急激に遠のいていたことを憂いた9代目園主が、かねてからの神宮との長いご縁により、昭和21年(1946)に呈茶を始めました。以降、平和を願い、また参拝者の憩いの場として伊勢の茶人の方々と社員がともに続けています。
一服を召し上がられる参拝者は一日二千人以上にのぼります。
伊勢神宮の「神楽祭」について
伊勢神宮の「神楽祭」では多くの神賑行事が奉納され、また神宮雅楽を広く一般に公開する目的をもって昭和20年代の初めより、年に2回、春と秋に行われています。
例年春の神楽祭は「昭和の日」(毎年4月29日)をはさむ3日間ほど、秋の神楽祭は「秋分の日」(9月23日頃)をはさむ3日間にわたって開催されます。
日程など毎年の呈茶情報は、弊社公式ホームページの「新着情報」にて都度お知らせいたします。
公開舞楽は内宮神苑にて。併せて、参集殿の奉納舞台では各種伝統芸能が天照大御神に奉納されます。


お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。