抹茶は少し練習されるだけで意外と簡単に点てることができます。
前もって篩(ふるい)にかけると点てやすくなります。
一服分を茶こしに入れ、茶杓か計量スプーンなどを使って直接抹茶々碗にふるい落とされても代用できます。
市販の水は硬度の低い軟水の天然水を選んでください。日本産の市販の天然水はだいたい軟水です。
水道水は浄水器に通されるのが最適ですが、ない場合は湯沸かしのフタをとり、しばらくグラグラ沸騰させるとカルキ臭が少なくなります。
また、どのような水でも、必ず一旦騰させましょう。
抹茶の量 | ・・・・ | 茶杓2杯、ティースプーンに軽く一杯(約1.5g) |
計量スプーンで平な面にして約1.5 | ||
お湯の量 | ・・・・ | 湯ざまし使用。約70cc。計量カップも便利です。 |
お湯の温度 | ・・・・ | 冬季は熱湯を湯ざましに1回移してさます。(75~85℃) |
夏季は熱湯を湯ざましに2回移してさます。(70~80℃) |
初めに底の抹茶を分散させるようにゆっくり混ぜ、次に茶筅を底から少し上げ、お湯が回らないようにして手首を前後にしっかり振ります。 泡が立ったら茶筅の先を泡の表面まで上げ、ゆっくり動かし泡を細かくします。 最後に、中央に泡が盛り上がるように、静かに茶筅を上げます。
冷たい抹茶もおいしくいただけます。お湯で少し濃い目に点て、氷を浮かべて軽く混ぜてください。
泡をあまり立てない抹茶の点て方もあります。